当ブログは記事数もPV数も少なかったのですが、開設4ヶ月目にプチバズを経験し、結果的にはPV数が前月比で500%アップしました。
ちなみに、Twitter上で2度のバズが起きたわけですが、どちらも意図的なものではなく、偶然の産物だと言うことはご理解ください。
そのため再現性があるかは分かりませんが、記録として記事に残しておきます。
バズのメリット・得られるもの
PV数(収益)
フォロワー数
「集客」でのDirect流入
サイトに関するデータ量
多くの人に認知してもらえる機会
有名な人たちからのコメントやアドバイス
私の場合はこの6つを得られました。
2度のバズを経て、PV数は大体月間1500〜2000くらいだったのが1万弱あたりまで伸びました。
ツイートのインプレッションは15万を超えています(バズ以前は平均50くらいだった)。
ただ、バズが起こることで得られるPVや収益、フォロワーは一過性のものであり徐々に下がっていくのが常なので、おまけでしかありません。
そんな下らない数字よりも個人的に大きな資産になったと思うものが
・サイトに関するデータ量
・有名な人たちからのコメント
こちらの2つです。
初心者、とりわけWordPressでの運営サイトは開設初期にアクセス数が雀の涙ほどで、データ量が圧倒的に不足しているため、何かの項目でABテストや分析をしたくても出来ない状況が長期間続くことかと思います。
そんな時に仮に一過性だとしてもプチバズが起きれば、データが蓄積され、改善点も多少は見ることができます。
ろっこ
また、有名なブロガーの方々から有益なアドバイスや温かいコメントを頂けたので、それが当ブログにとってはとてもプラスになりました。
バズが起きた時の環境
<フォロワー100人前後>
わたしはSNS運用はTwitterしかしておらず、そのTwitterも100人のフォロワーさんだけでした。
さらに言うと、Twitterでは自動的にフォロー/アンフォローを繰り返すBotが多数存在しており、私のフォロワーさんもその例には漏れません。
これは体感になりますが、バズが起きた当時はどのツイートもインプレッション(ツイートがタイムラインに表示された回数)が大体50前後でしたので、恐らくフォロワー数の50%くらいがBotないし非アクティブユーザーかと思われます。
余談ですが、過去にはフォロワー5000人の方と4000人の有名な方にリツイートしてもらったことがありました。
しかし、フォロワー数の30〜50%程度のインプレッションしか増えなかったため、人によって多少の誤差はあれどツイートを見てくれる人はフォロワーの半数くらいだと考えて問題なさそうです。
簡単に言うと、バズが起きた時、わたしのブログもTwitterも全くの無名であったということです。
ろっこ
1度目のバズ:インフルエンサー(加藤さん)に記事をシェアされた
UdemyとProgateどっちがオススメか【どちらも試してみた感想】 https://t.co/RHDt9lOWrV
— Masa Kato (Progate) (@cmasad43) 2018年12月4日
は?インフルエンサーに記事をシェアされるとか無理だろ!バカか!?
と思われてしまうかもしれませんが、これって頻繁に起きていることだったりします。
具体例として、書籍を発売中のインフルエンサーのツイート一覧を50個くらい遡ってみてください。
例えば、堀江貴文さんや西村博之さんのツイートなんかを見れば一瞬で見つかるかと思います。
自身の名義で出した書籍に関する書評のツイートをリツイートしまくっていますね。
堀江さんは300万人、博之さんは30万人のフォロワーをそれぞれ抱えており、
仮に前述したようにフォロワーの50%がBot / 非アクティブユーザーだとしてもそれぞれ150万人と15万人分のインプレッションを保有していると言えます。
それだけのフォロワーを抱えている人にリツイートされれば嫌でもインプレッションは増え、自然とリツイート数は増えるという単純な仕組みです。
インフルエンサーにリツイートされるポイントとしてはこんな感じとなります。
ツイートにRTして欲しい相手のIDを含めリプライの形式を取る→相手(あるいはその人の作品やサービス)を褒めちぎる→ツイートの最後にレビュー記事のURL
ここから1度目のバズをまとめると、要はこう言うことになります。
こんにちは!
気になったのでお邪魔します!
インフルエンサーさんにシェアしてもらうにはどうすれば良いですか?
私もブログしています。— 神野守 (@kamino_mamoru) 2018年12月13日
あれって多分、毎日、常にエゴサしてるんじゃなく、半分Bot的に運営されているインフルエンサーの方もいると思うんです。自分に関する良い内容のツイートはRTする、みたいな😎
そんな感じでシェアして貰えましたよ🙌🏻💓— ろっこ (@_lokko_4) 2018年12月13日
結論として、プチバズを起こすのにもっとも再現性の高い方法としては
インフルエンサーの本読んだりサービスを使ったりしてレビュー記事を書いて相手に「読みました」とリプライを送り、そこにブログURLを貼り付ける
といったところでしょうか。
2度目のバズ:有益な情報を出した
とりあえず10万PV以上を半年間キープ出来てる個人ブログ100個調べ終わった👏👏
数字から得られる10万PV達成方法を一言でまとめるなら、『SEOとかデザインとか細かいこと気にせずに記事数で殴れ』でした笑 pic.twitter.com/HIGh0o0B1X
— ろっこ (@_lokko_4) 2018年12月19日
こちらは本当に偶然の産物でしかないため狙って出来るような芸当ではありませんし、もし狙って出来るならこんな記事は有料だろうと決して公開せずに1人で旨味をしゃぶり尽くします。
ろっこ
公開しているので色々察してください。
ただ、ここから分かったバズのためのヒントはいくつかありました。
1、発信する情報が有益であるかどうか
2、言及したくなるかどうか
※オモコロライターさんがやっているような面白い系のツイートは除いてます。あれはもう職人の域。
この2つは割と指標として有効そうです。
結局、人がツイートやリツイートする動機って
1、フォロワーに見てもらいたい
2、褒めたい / 文句言いたい(≒感想言いたい)
くらいしかありません。
1の「フォロワーに見てもらいたい」も細分化すれば色々種類はありますが、「有益な情報(=役に立つ情報)」は割とバズを達成しやすそうな分野ですね。
唯一の欠点が元も子もない話にはなりますが、その情報がバズを起こすほど多くの人にとって有益かどうかはツイートするまで分からないと言う点です。(ここが先読みできれば苦労はしませんね)
ただ、有益度・役に立ちそう度を上げるための条件が3つあります。
それが
1、経験や実績を積んだ人が言う
2、多くの人が時間ないor面倒で敬遠する作業をする
3、HARMの分野を狙う
の3つです。
他にもあるかもしれませんが、わたしが経験した事例やよく見かける事例はだいたいこの3つのどれかに振り分けられます。
1は何を言うかよりも誰が言うかで判断する人が多い社会でこそ成せる業ですね。
経験や実績は説得力を生むので内容の信ぴょう性が格段に上がります。
2はテレビや本、記事などを図解・要約したツイートです。わたしの今回のプチバズもこれに当たります。
3は有名な概念に基づいたものです。
人類の悩みの9割は「健康(Health)」「仕事・夢(Ambition)」「人間関係(Relation)」「お金(Money)」にカテゴライズできると言われています。
悩みを解決してくれる情報であれば当然その人にとっては有益なわけです。わたしの今回のプチバズはこちらのお金項目にも当たります。
と言うわけで、2度目のバズから得られたものを総括するなら
(経験や実績を作り、)HARMの法則に基づいた分野の役に立つ情報をかき集め、時間がない人向けに編集する
と言うかなりハードルの高いものになってしまいます。
ちなみにあっさりとスルーしましたが、最も簡単なバズを起こす方法は「感想を言いたい」項目の中の「文句を言いたくなるような情報発信」な気がします。
・倫理的に反感買う内容
・賛否両論が生まれやすい偏った内容
・素人は騙せそうだが詳しい人からすれば明らかな誤りである情報
ここら辺は拡散されやすそうですが、それはバズというより炎上な気もするので取り扱いに気をつけてください。
批判に耐えられる強い心さえあれば、炎上は知名度も上げてくれて法に抵触することさえもなく、あわよくば批判コメントに隠れた中傷コメントからお金を巻き上げることも可能なメリットしか見当たらない現象です。
もちろん限度はあるので、そこら辺を器用にやれる人でなければ取り扱えない諸刃の剣ではあります。
ろっこ
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まとめ
と言うわけで経験を踏まえた上でバズを起こした方法について解説しました。
冒頭でも書いた通り、過去に起きたことをちょっと掘り下げてみた結果なので、再現性があるかは分かりません。
暇ができたらわたし自身もこちらの記事で書いたことを何度か実践してみようと思います。
参考になれば幸いです。